便利屋と天井
2018/11/16
天井でパタパタと音がする。
動物がいるのでは?
こういったお問い合わせもよくいただきます。
今回のケースでは、二階建の二階天井でパタパタと音がするとのお問い合わせでした。
外部からの侵入できそうな開口部は確認できませんでした。
室内から天井裏への開口部が作られていたので、内部からの確認作業となりました。
二階建の二階天井裏には断熱材が敷き詰められていました。
綿のようなクッションの役割もある断熱材の上を小動物が走ってもパタパタと音がすることはまずありません。
軒との取り合い部分に2センチほどの隙間が確認できました。
暗い天井裏からだと外からの光でこういった隙間を見つけやすくなります。
状況証拠から判断するとコウモリの侵入があったと考えられます。
コウモリは2センチほどの隙間があれば侵入してきます。
羽が断熱材の表面に当たる時にはパタパタと音がします。
幸いにも動物臭や糞尿臭や痕跡は確認されませんでした。
たまたま住処にしようとしたコウモリが諦めたと考えると辻褄が合うケースでした。
今後同様の音が続く時には駆除を考える事にして今回は一安心という事になりました。
ちなみにコウモリはここが住処と決め込んだらチョットやソットでは出て行かないし、すぐ戻って来ます。
超音波駆除機でもダメなケースが報告されています。
内部からの隙間確認でも見つけられない隙間から侵入することもあります。
コウモリの習性を知っている駆除業者は100パーセント駆除できますとは言いません。
モグリ業者は言うかもしれませんね。
今回は駆除はありませんでした。