便利屋と猫 救出編またもや

2019/05/19
ご対面前からジジという名前が付けられていました

先週のことです。

「壁の中から猫の声がする」とお電話をいただきました。

幸いなことに、次の現場まで2時間ほど時間がありましたので、お伺いすることができました。

場所は松阪市のとある事務所。

天井裏に入り込んだ母猫が生んだ仔猫が、壁の中に落ち込んだようでした。

必ずしも救えるわけではないこと、声がしてから5日ほどたっていることを踏まえると難しいとお伝えしてから作業にとりかかりました。

木造建築でしたので、壁に穴をあけて開口部をつくり、そこから様子を見ることにしましたところ、、、結果オーライ。

生後2週間ほどであろう仔猫を無事に救出することができました。

仔猫の状態は、目やにがついていて、目が開けられず、すぐにでも獣医さんへ連れて行ったほうがよい状態でした。

そのことをお伝えすると、ひとりの事務員さんが「わたし、今から連れていきます。早退してもいいですか」と上司の方に相談しています。

上司の方も「いいよ」と。

なんと、良い職場でしょう。

その事務員さんは仔猫を見る前から名前を「ジジ」と決めていたそうです。

そうしたら、偶然にも黒猫でどんぴしゃ。

この仔猫ちゃんは、いい人に出会えたなあと思いました。

最近、猫の救出依頼が続き、たまたまうまくいっているのでホッとしています。

うちの家族からは「猫救いのゴッドハンドって名乗ったら」とからかわれています。

我が家にも天井裏から保護してきた黒猫がいますので、仔猫のいのちが危ういと聞くと、やはり心配になります。

 

今回の仔猫ちゃんは、依頼主さんが最初に自治体や保健所にSОSを投げかけたものの、専門外であるといわれ、うちにお電話をいただきました。

 

救出のあと、すぐに獣医さんへ行かせてくれるホワイトな職場でよかったね、黒猫ちゃん。