今年の猫

2023/06/08

ブログの更新をさぼっておりました。

一部の方から『猫の師匠』と呼ばれるようになり

猫関連の困りごとのご相談を受けることが多くなっていました。

今年の春は久しぶりにご報告できる形での救出劇がありましたので

つらつらと書きなぐってみます。

5月27日 所用で便利屋七つ道具を持たずに四日市まで出向いていた時に

このご依頼を受けました。

『3日前から猫の鳴き声がする』

『一階の洗面室の天井から聞こえる』

『この家を建てた工務店には、すぐに対応できないと言われました』

『二階の天井裏に入れる穴は塞ぎました』

脚立を持っていなかったため、その旨をお伝えすると

『脚立あります』

との事でしたので、現状把握と対策の打ち合わせのつもりでお伺いしました。

所用を済ませてお伺いすると、洗面室の天井裏から子猫の声が、、、、

換気扇を取り外して天井裏を確認すると気配を感じました。

猫の性格によっては捕まえられるかもとの事で秘策を試したところ

ふらふらと近づいてきたのでエイッと捕まえることが出来ました。

鳴き声通りの仔猫でした。

つまり、二階の天井裏で母猫が出産、

その後おとなしく屋根裏で生活していた仔猫

壁の隙間から一階の天井裏ににうっかり落ち、泣いていたと思われます。

この家で出産したならまだ仔猫がいる可能性が高いことを伝えて

この日はほかの仔猫を発見することが出来ないまま退出しました。

その日の夜

『猫の声がする』との連絡がありました。

翌日、捜索範囲を広げたところ

二階の天井裏の断熱材の下から仔猫を救出しました。

合計二匹の救出です。

ご依頼人のお宅では猫を飼えない事情がおありになって

でも猫の未来を危惧されるご夫婦でもあったため

猫の保護活動のお話をさせていただいたところ

ご賛同いただき、猫に将来かかるであろう手術費用や

迎えるにあたり必要なトイレや餌にかかる経費の一部を

ご寄付いただき、お預かりいたしました。

その後、かかりつけの動物病院にて健康チェックや蚤取りを経て

里親を探しながら我が家で保護していました。

情が移るといけないので、『ねこ』『毛玉』などと呼びつつ

人慣れできるように触れ合っていました

幸いにも友人たちの尽力によって里親様が見つかり

持参金付きでもらわれていきました。

里親の皆様 本当にありがとうございます